人里の森と谷


by 1950hiro
下のコードをなぞってコピーしインターネットを開いた最上欄に貼り付けすればDigi Bookの高画質アルバムが見られます。インターネットのDigi Bookから入って見つけるのは投稿数がかなりおおいいので時間がかかります。
http://www.digibook.net/q/8BOZUN-06LRrGqzD/

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田代島、三陸海岸南端の牡鹿半島の先端近く宮城県石巻湾に浮かぶ有人島「ひょっこりひょうたん島」のモデルと言われ、近年は「ねこ島」として知られている。
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2007年11月に同島初のネコ観察を目玉にするパッケージツアー「ジャックを探せ」が催され同時に島内のネコ写真展も開催された様だ。
マスメディアも「ネコ島」を紹介し猫目当ての観光客がカメラ片手に多く訪れており、猫は島内で自然繁殖しすでに島民約110人よりも上回っているという。
島民の多くは漁師とその家族、仁斗田港からの上陸となったが上陸するとのんびりした猫たちが迎えてくれた。
ここはもちろん犬の上陸は島民から拒絶されるでしょう。
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黒潮の影響により温暖で南国の植物原生林が島内に見られる。
田代島はかつて養蚕が行われていたため、蚕の天敵であるネズミ駆除として猫が飼われており島民から大事にされていたそうだ。
江戸時代後期には田代島沿岸でのマグロ大網は気仙沼周辺から来る魚師と島民によって営まれ島内に幾つもの番屋が設置された。
番屋に寝泊まりする魚師の食べ残しを求めて猫が集まり魚師と猫の関係が密になっていく。
また猫の動作から天候や漁模様などを予測する風習も生まれたという。
ある日、大謀網を設置するために重い岩を漁師が採取していた所崩れた岩が猫に当たり死んでしまった。これに心を痛めた網元が猫を葬り現在の猫神様となったそうな!
島のほぼ中央に猫神社があり島の漁師にとって大事にされている。
事前に島情報を収集しリュックに飲食物を詰め込んで上陸したが港に自販機はあったが商店は見当たらなかった。
何も知らずに手ぶらで上陸した若者達は戸惑っていた。
仁斗田港の狭い路地の民家を通り抜けると丘の上のマンガランドのキャンプ場へ出た。バンガローはすべて猫ずくしでユニークなたたずまいを見せている。事務所には貸自転車も完備していたが、そのまま海岸線まで降りて行くとマリンブルーの海原とリアス式海岸特有の奇岩と入江の海岸が迫っていた。
道はないがゴロゴロ石の海岸線をしばらく歩き旧参道に登り詰める。
道なき道をやっと島道路まで昇りつき一安心した。
あとは西海岸の三つ石観音の展望台海岸までの約3.5kmをハイキング、断崖上の大海原と絶壁下の波打ちぎわを眺めながら約一時間の昼食休み、すこぶるいい眺めを満喫し仁斗田港への島道路に昆虫たちの静かな生活を見ながら最終便に乗り合わせた一日だった。
海岸線に飛ぶ夏トンボ、岩の上で羽を休めるウミネコと鵜達がとても印象的で静かに流れる島の風景が残り少ない東北生活がいい思い出になった。
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# by 1950hiro | 2009-11-01 02:12